『英文解釈教室』出版社は研究社で著者は伊藤和夫先生です。
この本は英文解釈教室シリーズの最高峰であり、この本の知識と考え方が身についていれば、辞書さえあれば、大抵の洋書を読むことが出来るはずです。
ただし、ただ読んでいるだけでは身につかないのは他の参考書と同じです。
これから、うちの塾で採用している勉強方法を紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
それでは勉強方法を紹介します。
1 本を読み進めながら、解析をしていく予定なので、もし英文を先にPCに打ち込みたい
場合は、読み始める前に、PCに打ち込みます。
手書きで書き写すかたは、ノートの準備だけしてください。
『英文解釈教室』を1回読んで解析しただけでは身につかないと思いますので、出来るならば、
PCで打ちこむことをお勧めします。
2.最初から読み始めます。例文、例題が出てきたら品詞分解します。
文章の途中に出る英文も頭の中で必ず品詞分解してください。
やり方は『英語リーディング教本』を参照します。
辞書や参考書を使用して、出来る限り完璧なものを目指します。
3.例文、例題の英文が、受動態、第5文型(主語&述語関係)、関係代名詞がある場合は、ノートに以下の通りの英文を書きます。。
(1) 受動態を平叙文に書き換える。
例:The cake was eaten by Tom. ⇒ Tom ate the cake.
(2) 第五文型(主語&述語関係)⇒目的語と補語を主語、述語にした文を書く。
例:I made him smile. ⇒ He smiled.
(3) 関係代名詞⇒先行詞を代入して完全な文を作る。
例:He has a friend who has a big car. ⇒ A friend has a big car.
4.英文は全文和訳します。(書き出さなくてもOKです。頭の中で訳します)
5.解説を読む(品詞分解で間違えていた所は、赤鉛筆や赤ボールペンで訂正します)
例題の全訳を読みます。
6.分からなかった英単語、熟語は全部暗記します。
完璧でなくてもいいですが、後に続く音読の時にイメージできる程度まで把握します。
7.例題の英文を30回音読します。(内容をイメージしながら)